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好きを見つけるためには、「暇な時間」を作ろう

自分探し

時間がなければ好きなことも探せない——
忙しい現代社会では、この意識がとても大切だと感じています。

私たちの生活は、仕事、家事、付き合い、そしてSNSでのやり取りや日々目まぐるしく変わっていく情報の波。
頭も体も、とても忙しい状態が続いてしまっています。

この忙しい中で日々を過ごしている私たちは、なんとなく忙しさに身を任せているうちに、
気が付いたら時間がたって…ということになっていませんか。

日々、何かを常に成し遂げることが求められ、暇な時間が無駄かのように感じてしまいます。

でも、実際にはこの暇な時間こそ、あなたの好きなこと、興味を向けられるものを見つけるためには、
非常に大切な時間なんです。

あなたの好きを見つけるために、まずは暇な時間を作りませんか?

マクドナルドの社長が言われた言葉

「日本マクドナルド」「日本トイザらス」などの創業者として知られる実業家、藤田田(ふじたでん 1926年~2004年)さんは、日本でも有数の資産家でした。

そんな藤田さんには、こんなエピソードがあります。

藤田さんが日本マクドナルド社の社長になって4店舗を開業し、5店舗目の準備に大忙しだったときのこと。ひとりのユダヤ人が訪ねてきて、藤田さんにこう言ったそうです。

「ミスター・フジタ、今、ヒマでしょ」

藤田さん当然忙しい状況。少しカチンときてこう答えました。

「冗談じゃないよ。ヒマなんかない」
「いや、ミスター・フジタ。あなたは確かにヒマなはずだよ」
「ヒマじゃないっ」

ユダヤ人の言葉にイラっとする藤田さん。
そんな藤田さんに、ユダヤ人はこう続けました。

「へーえ、ヒマじゃないくせに、よくもハンバーガーの店を4店舗もキープして、
さらに次の店を出す準備ができるものですね。
あなたがそれだけやれるってことは、結局ヒマだからだと思うがね」

その言葉を聞いて、妙に納得してしまい、グウの音も出なくなる藤田さん。
その様子を見て、ユダヤ人はこう続けたのだそうです。

「ミスター・フジタ。ヒマのない人間はお金もうけなんかできません。
商人は金を作ろうと思ったら、まずヒマを作らなくてはダメです」

藤田さんほどの資産家でもこの言葉に暇な時間を作る大切さに気が付き、
商人はチャンスをつかみ、大きなことを成し遂げるためには暇な時間が必要だ、
という教訓のようなエピソードですが、
好きなことを見つけるためにも大切な教訓だと、私は思っています。

だって、私たちは日々忙しい中、自分に向き合う時間も取れずに時間が過ぎていくのですから。

暇な時間の作り方

では、日々の中で暇な時間を作るためにはどうしたらよいのでしょうか。

まず自分のスケジュールを見直すことが重要です。
例えば、意味もなくSNSのチェックをしてしまったり、テレビやyoutubeを見てしまったりしていませんか。
一見これも暇な時間だととらえることもできそうですが、
あなた自身に向き合うことが、好きなことを見つけるためには大切。
SNSなど、自分と向き合うことに必要のない情報を入れる時間は、ここでいう暇な時間とは言えません。

そういう意味では、デジタルデトックスをやってみるもの良いかもしれません。
スマホやパソコンに依存しすぎると、集中力が散漫になり、自分と向き合う時間が減ってしまいます。

1日10分だけ、何もせずに自分自身に向き合う時間を作ってみませんか。
おそらくどんな人でも、10分であれば何もせず、ただぼーっとする暇な時間を作ることはできるはずです。
その時間がない、という人は、上記の通りまずは自分の行動を振り返ってみましょう。

まとめ

暇な時間を作ることは、好きなことを見つけるための第一歩です。
忙しい日常の中、自分で意図的に暇な時間を取り入れることが、ポイントです。

マクドナルド創業者の藤田さんの成功の背景には、意識的に暇を作ることで、
新しいアイデアを考えることができたり、チャンスをつかんだことがありました。

好きなことをを見つけることも、同様に暇な時間がなければ難しいものです。

まずは、毎日の生活の中で、少しだけ暇な時間を作ってみませんか。
無駄にSNSを見ている時間、テレビやyoutubeを見ている時間があれば、ちょっとだけ減らしてみませんか。
今心から夢中になれる好きなことがないという人は、まずはこれが小さくもあり、大きな第一歩です。

暇な時間から、自分の心に耳を傾けてみましょう。

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