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あなた自身の「好き・得意」は本当ですか?バイアス=先入観からきているものかも!

自分探し

みなさん、こんにちは!
このブログでは、「好き・得意を仕事に!」というコンセプトで色々な記事を投稿していますが、
そもそも、あなたが自分自身で認識している「好き・得意」は、
本当にあなた自身が心から感じていることなのでしょうか?

・自分は真面目な性格で、コツコツ作業をすることが好きだ
・自分は大胆に行動することが得意で、目立つことが好きだ

とか、人それぞれ色々好きなこと、得意なことをあげられるかもしれません。
でも、それは本当に貴方自身が心から思っていることなのでしょうか

あなたは、「あなた」だけで構成されていない

人は、様々な経験を経て、色々な人と接して大人になりますよね。
学校で教えられたこと、親から教えられたこと、友達と接する中で見えてきたこと…
色々なことがあなたの中で積み重なり、あなたという人が出来上がります。

ということは、あなたという人は「あなた」単体で構成されているわけではなく、
あなた以外の環境や人の影響を受けて構成されているのではないでしょうか。

私は、あなたの心からの「好き・得意」は非常に大きな力を持っていると信じています。
一方で、影響を受けて作られた「好き・得意」を軸に進んで行くのは、
無理やり動かされていることと変わらず、
本当の力を発揮することが出来ないのではないかと思っています。

あなたの「好き・得意」は周囲に作られたものではないですか?

あなたが心から本当に「好き・得意」と思えることを見つけるためには、
今まで接してきた人や、環境から受けた様々な思い込みを取り除くことが、
まずは一番大切だと考えています。

・親から「あなたは真面目で良い子」と言われてきたので、私は真面目なことが取り柄だ
・友達から「あなたは明るくて元気だから、一緒にいて楽しい」と言われるので、私は明るい性格だ
・パートナーから、「あなたは優しいね」と言われるので、私は優しさが持ち味

このように、何となく周りから言われたことを信じて、
自分の好きや得意としてしまっているケースは、意外と多いように思います。

私自身を例に、一つ昔話をします。
私は高校から音楽専門の学科に通っており、大学も音大でした。

これは、私自身が望んだ進路でしたが、改めて振り返ってみると、
私がコンクールなどで成功すると、母が何よりも喜んでくれて、
「母が喜んでくれる音楽が私は好きで、頑張るべきなんだ!」
という思い込み(当日はもちろん、思い込みなんて思っていませんでした)から、
選んだ進路だったのだと、今では内省しています。
私の母は自分自身が音大に行きたかった事もあって、
私に多少の音楽の才能があると、嬉しかったのでしょう。

音楽の道に足を踏み入れたこと自体に後悔している訳ではありませんが、
結果的に音大卒業後、音楽の世界には全く後悔もなく、社会に出て働いています。

おそらく、私が心から音楽を「得意」ではなく「好き」ではなかったから、
卒業後も無理に続けようとは思わなかったのだと思います。
続けようと思ったら、アルバイトをしながらでも音楽の世界に居続けることはできたのですから。
(もちろん、今でも趣味や聴く側では大好きです。)

こういった事象、皆さんにもあるのではないかと思っています。

あなたが苦手、と評価されているものは、本当にそうですか?

また、逆のケースも考えられます。

・君は前に立つ仕事には向いていないと思うよ
・あなたは細かい作業をするのは得意ではなさそうだよね?

そんなネガティブな評価も、それが自分なんだと捉えてしまいがちだと思っています。

例えば私自身、恥ずかしながら職場では「細かい作業が苦手」と評価されることが多いのですが、
実はプライベートではハンドメイドアクセサリーを自作することが好きで、
欲しい、という友人知人にはプレゼントや販売をする事もあります。

細かい作業が苦手、は確かにあるかもしれません。
でも、実際は細かい作業全般が苦手なのではなく、
ものづくりの領域では細かく、丁寧に作業することが出来ます。(と、思っています!笑)

他者からの評価や環境による思い込みを「本当にそうなのか」考えてみる

あなたが「好き・得意」と思っていることは、本当に心からそう思っていることなのでしょうか?
また、「嫌い・苦手」と思っていることも、本当にそうですか?

他者の意見はあくまで「他者の主観」でしかありません。
本当の答えは、いつだってあなたの中にしかありません。

一度、自分が「好き・得意」としていることは本当なのかを考えてみる、
「嫌い・苦手」と思っていることは本当にそうなのか、
光の当て方を変えたら、そんなに苦手ではないかもしれない?を考えてみる。

一度振り返ってみることで、本当のあなたの「好き・得意」に出会えるかもしれません。

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