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なぜ今、好き・得意を仕事にすることが大切なのか?

仕事

今の時代「好き・得意」を大切に生き、仕事にしていくことがしやすいし、
必要な時代になってきたと私は考えています。

今、皆さんの周りの働く環境は大きく変化していますよね。
例えば、転職をすることにネガティブな印象を持つ人が、少なくなってきていませんか?

企業側も、若いうちに転職する人材をネガティブにとらえず、
第二新卒の採用に力を入れる企業も増えてきています。
また、フリーランスで働く人も増えました。

学生のうちから起業する、という人もまだまだ少ないですが出てきていますし、
企業側もそういった人材を「退職リスクがある」とか、「手に負えなさそう」ではなく、
優秀な人材、と評価をすることが増えています。

今回はこうした現代に至るまでを働く環境の歴史から紐解きながら、
なぜ今、好き・得意を仕事にすることが大切だと私が思うのか、お話ししていきます。

長く続いた、企業が個人のキャリアを導く時代

さかのぼること第二次世界大戦の時代。
このころから、日本の終身雇用の型が出来てきたと言われています。

元々日本は労働者が流動的に職場を変えるのが当たり前だったようで、
例えば工場で働く人は技術を身に付けスキルアップすると、更に給与の高い職場に転職する、
ということが当たり前に起きていたそうです。

それが、戦争が本格化する中で働き盛りの男性が徴兵され、軍需産業が拡大する中、
深刻な人手不足に陥るようになりました。
そこで、国が労働者を管理するようになり、軍需産業に関わる人の転職は国の許可が必要となりました。
そこから戦争が激化する中で、労働者の自由な転職・解雇が全面禁止に。
軍需産業の賃金は国に管理され、定期昇給や退職金も半義務化となり、終身雇用の型が出来たと言われています。

そして戦後、高度成長期の中で人手が必要な中、
安定して大卒の雇用を獲得するために新卒採用が本格的にスタート。
戦後の混乱と貧困の中で人々は安定を求める傾向があったことで、
労働人員を確保できる新卒一括採用と、終身雇用が一般的になっていきました。

戦争を身近に経験し、安定した生活を守ることが最優先。
また、日本人の勤勉な国民性もあり、日本の復興という1つの目標に、
皆が一丸となって、自分の置かれた立場で仕事に打ち込んできた時代です。

安定した会社に入り、がむしゃらに頑張り安定を作ることが正解で、
自分自身の好きなこと、特技を生かすことは重要しない、
ある意味、考えなくても企業がキャリアを作ってくれる時代でした。
そして、続く平成の時代。
昭和後期から続いたバブル後期の時代平成に入り、バブル崩壊。
景気の悪化に伴い平成5年~平成16年は就職氷河期。

正社員になる事が難しい時代が続いたことで、安定した大手企業に入社し、
終身雇用で入社した会社での評価を上げることに注力をする事が大切とされてきました。

キャリアは企業主体で作る時代から、個人が作る時代へ

そして現在。景気は緩やかに回復している中、
少子高齢化等の影響もあり、再び人手不足の時代になりました。

2024年新卒の有効求人倍率は約1.7倍。
就職氷河期時代の大学生の就職率は約70%と、全ての人が就職出来なかった状況から、
今では就活生に対して、企業側の募集人数が上回っている状況です。

まさに人の取り合い。
新卒採用市場だけではなく、転職市場にも多くの求人があふれています。

今後も少子高齢化はさらに加速し、労働人口は減っていく見込みと言われています。
そんな中で企業は労働力を確保するのか?
私は、もっと流動的な転職・副業・フリーランス等、多様な働き方を受け入れていくように、
企業側が変わっていくのではないかと思っています。

個人からすると、選択肢が沢山ある状況だからこそ、
自分自身でキャリアを選ぶ必要がある、とも言えます。

では、どうキャリアを選ぶべきなのか?

日本の為、人生を安定させる為に働いてきた今までの時代とは現代は違います。
景気は順調に回復しており、戦争もない、正社員にもなりやすいので安定も得やすい時代。
だからこそ、働く目的も様々です。

・生活できるだけ稼ぎたい
・人生にやりがいを感じたい
・高い給与を得たい
・成長を感じたい
・社会貢献をしたい
・人に誇れる仕事をしたい

色々な目的があって、日々働いているのではないでしょうか。
ただ、目的だけを追い続けるのは、疲れてしまいますよね。

私は、好きなこと・得意なことを仕事にすることで、
仕事を通して達成したい目的を、疲弊せずに目指していくことが出来ると考えています。

好き・得意を仕事にすることのメリット

好きなことや得意なことを仕事にするメリットはいくつかありますが、
大きくは2点上げられます。

1.成長しやすい
好きなこと、得意なことであれば、自然と勉強したいと思うし、やる気も出るものですよね。
元々得意なことであれば、成果が出しやすい可能性も高いです。
インプットの量が増えたり、やる気が出て生産性が上がり、成長につながると思います。

2.ストレスが溜まりづらい
好きなことであれば、仕事をしている感覚になりづらく、ストレスが溜まりづらくなると思います。
また、得意なことであれば失敗もしづらく、ミスをして怒られる、作業に時間がかかるなど、
ストレスの原因となる事象が起きづらい可能性が高いです。

このように、結果的に生産性を高めることにつながり、
年収の向上や、順調に業務をこなすことに繋がることで業務時間の短縮等、
ワークライフバランスの向上にもつながると考えています。

自分の得意・好きなことをベースに仕事に取り組みながら、
あなただけの働く目的を達成させていくことで、
活き活きとした毎日を送ることに繋がります。

このブログではあなたの好きや、得意を見つけて輝ける方法をお伝えしていきますので、
一緒にあなたの”働く”を、少しでも良い方向に、変えていきましょう!

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